「小物」「ペテン師」とコンテがモウリーニョを痛烈に批判 プレミア名将が舌戦展開

モウリーニョ監督の発言に怒り露わ

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督とマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督が、互いを罵る激しい口論を続けている。過去の八百長疑惑について言及されたコンテ監督は「彼は真実を知らない」とした上で、「小物」「健忘症」「ペテン師」などと激しく非難した。英公共放送「BBC」などが報じている。

 以前から公の場でやり合ってきたコンテ監督とモウリーニョ監督。その騒動は、大きな波紋を広げている。

 6日にモウリーニョ監督は、過去の八百長疑惑を持ち出してコンテ監督を非難した。コンテ監督がシエナ時代に、八百長疑惑を知りながら申告しなかったということで4カ月の資格停止処分を受けたことについて言及したものだが、コンテ監督はその後に無罪と判断され、処分は撤回されていた。

 チェルシーを率いる闘将は「彼は真実を知らない。他の誰かを傷つけようとするのなら注意を払わなくてはいけない。彼は小物だ」と、モウリーニョ監督を痛烈に批判した。

 コンテ監督の怒りは簡単には収まらない。「(モウリーニョのコメントに)驚いていないよ。彼は自分が話す前に健忘症に苦しんでいることを理解しないといけない」と、自身の発言の整合性が取れていないとコメント。「彼は(クラウディオ・)ラニエリを攻撃していたが、(レスター・シティを)解任されると擁護していた。彼はペテン師だ」とまくし立てた。

 プレミアリーグが誇る名将は、激しい場外戦を繰り広げている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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