本田圭佑、後期開幕戦で先制点演出&2018年初ゴールも… パチューカは2-3と痛恨の逆転負け
プーマスとの後期リーグ開幕戦に先発 CKから先制点演出、今季リーグ戦4点目を奪う
パチューカのFW本田圭佑は現地時間6日、リーガMX(メキシコリーグ)後期第1節の本拠地プーマスUNAM戦に先発フル出場。前半に先制点を演出し、自らも1ゴールを奪う活躍を見せたが、チームはその後に3点を奪われ、2-3と痛恨の逆転負けを喫した。
右サイドで先発した本田は、序盤からスルーパスやセットプレーのキッカーとしてチャンスを演出していく。そして0-0で迎えた前半33分、本田が蹴った左CKからニアサイドでコースが変わったボールを、FWフランコ・ハラがヘディングシュートで合わせてパチューカが先制。本田のキックから後期リーグのチーム初得点が生まれた。
この1点で流れをつかんだパチューカは、5分後に追加点を奪う。プーマスのCKのクリアボールを本田が拾い、味方にボールをつないだ瞬間にカウンターを発動。3対3の状況で一気に敵陣ゴール前へと攻め込む。最後は右サイドからのシュートを相手GKが弾いたところを、ゴール前に詰めていた本田が右足で決めた。
本田は前期リーグと合わせて、これが今季リーグ戦4ゴール目。ワールドカップイヤーとなる2018年初戦で、幸先の良いスタートとなった。
ホームで2点を先行し勝ち点3獲得に前進したかに見えたパチューカだったが、そのリードを守り切ることができない。前半終了間際にプーマスのFWニコラス・カスティージョに得点を許すと、後半7分にMFヘスス・ガジャルドに同点ゴールを決められた。
本田も徐々に劣勢を強いられる展開となった試合のなかで決定的なプレーを見せることはできず、チームも同31分、プーマスにカウンターを許し、カスティージョにこの日2点目となる逆転ゴールを叩き込まれた。
試合はこのまま3-2でアウェーのプーマスが勝利。本田はフル出場を果たし、チームの2得点に絡んだものの、後期リーグ開幕戦で白星スタートに導くことはできなかった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images