ハリルJの命運も左右!? コロンビア有望DFがバルサ移籍へ 移籍金は14億円超か

パルメイラスのミナ、バルサ移籍へ前向き 交渉成立の鍵は条件アップ

 今年6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)で、日本代表がグループリーグ初戦で激突するのがコロンビアだ。4年前のブラジル大会で決勝トーナメント進出の夢を潰される完敗(1-4)を喫した相手との雪辱戦となるが、そのコロンビア代表の最終ラインを担う有望CBは今冬のバルセロナ移籍が目前だという。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が報じた。

 有望DFの名は、ブラジルの名門パルメイラスに所属する23歳のジェリー・ミナだ。193センチの長身で屈強さを備えるミナに対し、リーガ・エスパニョーラ屈指の強豪であるバルサが最終ラインの補強として白羽の矢を立てているという。

 記事では、パルメイラスのサッカーディレクターを務めるアレクサンドル・マトス氏のコメントを紹介している。

 「私はミナに話をした。ミナはとても強い夢を見ていて、パルメイラスを去る時だと思った。パルメイラスがバルセロナと契約を結ぶ方向に行けば、彼の希望が実ることになる。ただ、今は私たちは交渉の問題を抱えている」

 ミナが今冬にバルサへ移籍するには、バルサ側の移籍金の条件アップが必要な模様だ。当初バルサは今年7月に900万ユーロ(約11億7000万円)で獲得する予定だったが、半年早く獲得するためには1100万ユーロ(約14億3000万円)の資金が必要と見られる。

 ミナが今季中にバルサ加入となれば、ロシアW杯を前に貴重な経験を積むことになる。日本のライバルとなり得る有望株の動向は、バルサ次第とも言えそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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