パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、来季のユベントス移籍で合意に達したと報じられてきた。渦中のカバーニは、「ESPN」のインタビューで移籍にまつわる条件の存在を暗に明かした。 カバーニはこう語った。 「PSGは偉大な計画を持ち、フランスでそれは実現しようとしている。私はクラブに敬意を払っている。契約は2018年まで残されている。しかし、フットボールでは感情は重要ではない。選手が移籍するのか、残留するのかはさまざまな要素によって決まる」 イタリアメディアは、ユベントスが今季終了後、4500万ユーロの移籍金を支払ってカ バーニを獲得することですでに合意に達したと報じている。すでに年俸550万ユーロ(7億1500万円)の5年契約を提示しているとも伝えた。 しかし、クラブ間の合意条件の中にはユベントスがフランス代表MFポール・ポグバを売却できた場合という条項も入っているというのだ。 カバーニはポグバの去就を“さまざまな要素”として示唆している。さらに、「PSGでの私の状況はフットボールを知る人間なら誰もが知るところだ」とも語ったという。ユベントスとの合意の報道はフットボール界を駆け巡っている。 かつてパレルモ、ナポリで活躍し、その名を高めたストライカーはイタリアに戻る心の整理はついているのだろうか。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images