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「僕はジダンの好みではなかった」 失意の“前10番”ハメスがレアルでの苦悩を吐露
「得点を奪ってアシストを決めても…」
時にプライベートでメディアを賑わせ、その発言が物議を醸すこともあったが、ひとたびピッチに立てば一流のプレーを披露した。昨季は途中出場が多かったものの、リーグ戦で22試合8得点6アシスト。UEFAチャンピオンズリーグ連覇とリーガとの二冠達成を、間違いなく支えた一人だった。
そうした自負はハメスも抱いているようで、会見では「良いプレーをしていて、得点を奪ってアシストを決めていてもね」と、試合で結果を残してもスタメンの座を得られなかった日々の、もどかしい心境を吐露している。
失意の中で自身の憧れのクラブだったレアルを去ったハメス。コロンビア代表の10番として、今夏のロシアW杯で再び日本と対峙するレフティーは、バイエルンで信頼を勝ち取り輝きを取り戻している。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images