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「僕はジダンの好みではなかった」 失意の“前10番”ハメスがレアルでの苦悩を吐露
バイエルンの会見で語る 「監督にはそれぞれの好みがある」
今シーズン開幕前にドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンに移籍したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、同クラブの記者会見に出席し、昨季まで3シーズン所属したレアル・マドリード時代について言及。「僕はジダンの好みではなかったということだと思う」と語ったと、「Omnisport」が動画ニュースで伝えている。
今季のハメスは、プレシーズンに右太もも裏を負傷して出遅れ、レアル時代の恩師カルロ・アンチェロッティ前監督の下では満足にプレーできなかった。だが10月にユップ・ハインケス監督が就任すると、コンディションも上がったことで徐々にチームにもフィット。第9節ハンブルガーSV戦(1-0)以降はリーグ9試合連続出場を続けており、ここまで2得点3アシストをマークしている。
輝きを取り戻しつつあるハメスが、バイエルンの記者会見に出席。出場機会に恵まれなかったレアル2年目以降について口を開いた。
「監督にはそれぞれの好みがある。僕はジダンの好みではなかったということだと思う」
日本代表とも対戦した14年ブラジル・ワールドカップ(W杯)で、初の大舞台ながら5試合で6ゴール2アシストと圧巻の活躍。チームをベスト8に導き、自身も得点王に輝くと、大会後にスペインの名門レアルに加入し、背番号10が与えられた。
在籍1年目はアンチェロッティ監督の下で躍動し、29試合13得点をマーク。だが、16年1月にラファエル・ベニテス監督の解任によってジネディーヌ・ジダン監督が就任すると、ベンチを温める機会が多くなった。