「まさか三人とも移籍するとは…」 高木3兄弟が揃って今冬新天地へ、父の豊氏も驚嘆
長男・俊幸がC大阪、次男・善朗が新潟、三男・大輔が山口へ移籍
J1浦和レッズのFW高木俊幸がJ1セレッソ大阪、J2東京ヴェルディのMF高木善朗がJ1からJ2に降格したアルビレックス新潟へ、ともに完全移籍することが5日に発表された。昨年12月、FW高木大輔は東京VからJ2レノファ山口への期限付き移籍が決まっており、かつてプロ野球選手として活躍した高木豊氏の息子“高木3兄弟”が今冬に揃って新天地を求め、父の豊氏は「まさか三人とも移籍するとは思ってなかった」と驚きを隠せない様子だ。
一足早く去就が決まっていた三男の大輔に続き、長男の俊幸、次男の善朗が同日に移籍発表の運びとなった。父の豊氏は5日に公式ツイッターを更新し、まずは長男の俊幸について言及している。
「浦和サポーターの皆さんへ!点がなかなか取れないで苦しんでる時も、PKを外し負けた時も、皆さんが支えてくれた。浦和での初得点、皆んなが我が子を見るような温かい目で見てくれた。有り難かった」と感謝の意を示した。さらに「日本一のサポーターから離れる寂しさがある!お世話になった。感謝の言葉しかない」と、率直な思いを綴っている。
また、兄の後を追うように次男の善朗も新潟加入のリリースが出された。父は「三兄弟の中で移籍が一番最後になった善朗」と記すと、本音を漏らすかのように「まさか三人とも移籍するとは思ってなかった」と明かしている。
善朗については、「ヴェルディで10番を背負ったが、サポーターの皆さんには物足りなかったかも…小さい頃からお世話になったクラブを後にするのはとても寂しく感じる」と一抹の寂寥感も告白している。
父も驚嘆する3兄弟揃っての今オフ移籍となったが、3人はそれぞれ新天地でどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images