スペイン初の“日本人カルテット”誕生! 井手口のレオネサ移籍で実現と現地紙報道

乾、柴崎、鈴木に続く井手口のリーガ移籍で同時期に4選手がプレー

 日本代表MF井手口陽介が4日、ガンバ大阪からイングランド2部のリーズ・ユナイテッドへの完全移籍で合意し、今季はリーガ・エスパニョーラ2部のクルトゥラル・レオネサに期限付き移籍することが決まった。これを受けてスペイン紙「AS」は、エイバルの日本代表MF乾貴士、ヘタフェのMF柴崎岳、ジムナスティック・タラゴナのDF鈴木大輔に続く加入によって、スペインで初めて“日本人カルテット”が形成されたと報じている。

「イデグチは最新のリーガ加入の日本人だ」。こう紹介された文章では、中盤センターを主戦場とする井手口が、80万ユーロ(約1億円)の移籍金で海外挑戦を決断し、イングランドの労働許可証の問題のため、欧州での第一歩をスペイン2部に求めたことについて触れられている。そしてこの加入が、前述した乾、柴崎、鈴木、そして井手口と同時期に初めて4人の日本人選手がリーガ各クラブに所属することになったと伝えている。

 同紙は、日本人選手のこれまでのスペイン挑戦の歴史も紹介。城彰二(バジャドリード)を先駆者に、FW大久保嘉人、MF家長昭博(ともにマジョルカ)、MF中村俊輔、FW西澤明訓(ともにエスパニョール)、FWハーフナー・マイク(コルドバ)、MF清武弘嗣にFW指宿洋史(ともにセビージャ)と日本代表クラスの選手が1部で戦ってきた歴史に触れている。

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