上田西が長野県勢初の選手権4強進出! 宮下廉のCK直接弾などで明秀日立を3-2で破る

先制点許すも前半のうちに逆転、粘り強い守備で1点を守り切る

 第96回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が5日に各地で行われ、駒沢陸上競技場の第1試合は上田西(長野)がMF宮下廉のCK直接弾などで明秀日立(茨城)に3-2で逆転勝利し、長野県勢初のベスト4進出を決めた。

 前半12分、明秀日立はMF二瓶優大の左CKからゴール前で待っていたMF伊里隼人が押し込んで先制に成功した。

 先行を許した上田西はすぐに反撃。同16分にFW上原賢太郎が相手DF高嶋修也に倒されてPKを獲得すると、これを主将DF大久保龍成がきっちりと決めて同点とした。立て続けにチャンスを作ると同23分、左サイドからのCKで6番の宮下が蹴ったボールがそのままゴールへ転がり込み、逆転に成功した。

 後半立ち上がり1分には、FW田嶌遼介のロングスローからDF田辺岳大が決めて上田西が追加点を奪った。それに対し、明秀日立も同10分に左サイドをドリブルで突破したFW荒井慧伊大がGKとの1対1を制して1点差に詰め寄った。

 激しい点の取り合いとなったが上田西が1点のリードを保ったまま逃げ切り、長野県勢初の4強進出を決めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

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