マンCがサンチェス獲得へ38億円の“様子見オファー” 英紙は最大53億円に上昇と予想

アーセナルとの契約期間が6カ月となるなかで、相手の出方を窺う

 マンチェスター・シティは今冬の移籍市場で、アーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得を目指している。サンチェスの契約期間が残り6カ月となるなか、シティはアーセナルの出方を窺うべく移籍金2500万ポンド(約38億円)をオファーすると、英紙「デイリー・メール」が報じた。

 シティは得点源のブラジル代表FWガブリエル・ジェズスが、左膝の内側側副靱帯を損傷。4週間から6週間程度の離脱と見込まれている。プレミアリーグ首位を独走しているとはいえ、前線の補強に動くことが濃厚だ。

 トップターゲットは、昨夏も獲得が取り沙汰されたアーセナルのエースFWサンチェスだ。クラブとの契約が今季終了後に満了となるなかで、シティは38億円のオファーを送る準備を進めているという。

 記事では「シティは2500万ポンドのオファーで様子を見るようだが、最大で3500万ポンド(約53億円)まで上がる可能性がある」と記されている。夏にはフリーエージェントとなる上に、今年30歳を迎える選手に対しては異例とも言える高額の取引になる可能性が浮上している。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、サンチェスにとってバルセロナでも指導を受けた旧知の存在だ。タイトル獲得を熱望するチリ代表のエースは、3年半を過ごした“ガナーズ”を離れ、恩師の下へと旅立つことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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