レアルがスペイン代表23歳GKと契約も… “加入時期”はジダン監督の判断に一任
ビルバオの新鋭GKケパ レアル行きが決まるも契約時期は1月と6月の二つが存在
レアル・マドリードが、アスレチック・ビルバオGKケパ・アリサバラガとすでに正式契約を結んだことが判明した。だが、その加入時期はジネディーヌ・ジダン監督に一任されていると、スペイン紙「AS」が報じている。
コスタリカ代表GKケイラー・ナバスが君臨する“白い巨人”のゴールマウスで、後継者が決定した。23歳の若さでスペイン代表に招集されているケパだ。
記事によれば、レアルとの契約書にサインした若き守護神だが、そこには二つの契約開始時期が存在するという。「興味深いことに、契約書は二つの契約開始時期が存在する。2018年1月と6月だ。どちらもジネディーヌ・ジダンの気に入った加入時期を選べるようになっている」とレポートされている。
ケパは6月にビルバオと契約満了になるため、レアルが夏に獲得する場合は移籍金がかからない。そのため、より多くの契約ボーナスを手にできると報じられている。
レアル側は原則として1月第1週の加入を求めているが、ケパの負傷も移籍時期に影響を与えているという。「この選手は完治まで10日で、100パーセントの状態になるまで契約は完了しないと示唆されている」という。
ナバスに絶大な信頼を寄せるジダン監督が1月の新守護神獲得に首を縦に振るのか、それとも、今夏まで待つのか。1試合未消化とはいえ、首位バルセロナとの勝ち点差が「14」に開いてしまった“白い巨人”の、逆襲に向けた補強の行方に注目が集まっている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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