トリノ、本田指導のミハイロビッチ監督を解任 後任候補に前ワトフォード監督浮上か
イタリア杯敗戦後に選手は続投を支持するも、クラブは成績不振を理由に解任を決定
セリエAのトリノは成績不振を理由にシニシャ・ミハイロビッチ監督を解任した。クラブ公式サイトで発表している。
「トリノはトップチームの監督からシニシャ・ミハイロビッチを解任したことを発表します。シニシャと彼のスタッフには、グラナータ(トリノの愛称)で示してくれた貢献と情熱に感謝しています」
現役時代に世界屈指のFKキッカーとして名を馳せたレフティーは、2015-16シーズンにACミランの監督に就任し、FW本田圭佑(現パチューカ)を指導した経歴を持つ。当時のシルビオ・ベルルスコーニ会長と対立してシーズン途中に解任されたが、選手たちはその退任を惜しんだ。
トリノの監督には2016年5月に就任。初年度はリーグ9位で、今季はここまで5勝10分4敗で10位だったが、3日のイタリア杯準々決勝のユベントス戦に0-2で敗れた。イタリアメディア「フットボール・イタリア」によると、敗戦後に選手たちはホテルに集結し、監督続投の支持を固めていたが、クラブは解任の決断を下した。
コーチを務めていたアッティリオ・ロンバルド氏が暫定監督を務め、ワトフォードのウォルター・マッツァーリ前監督が後任候補に浮上しているという。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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