「イングランド最高のMFだ!」 アーセナルの“ガラスの司令塔”復活弾にファン歓喜
怪我に苦しんだウィルシャーが、チェルシー戦で2015年5月以来のゴール
度重なる怪我に苦しんできたイングランドの“ガラスの司令塔”が、ついにトップフォームを取り戻した。アーセナルMFジャック・ウィルシャーが現地時間3日に行われたチェルシーとの「ビッグロンドン・ダービー」で先制ゴールをマーク。約2年半ぶりのゴールを決めたレフティーの活躍を受け、ファンは「イングランド最高のMF」、「この調子ならイングランド代表の先発だ」と歓喜の声を上げている。
0-0で迎えた後半18分、左サイドからドリブルで切れ込んだドイツ代表MFメスト・エジルからパスを受けたDFロブ・ホールディングが、ダイレクトでペナルティーエリア内へラストパス。これはチェルシーFWアルバロ・モラタに当たるものの、そのままペナルティーエリア内へこぼれ、走り込んだウィルシャーが豪快なボレーシュートでGKのニアサイドを打ち破った。
試合は2-2のドロー決着となったが、ウィルシャーにとっては2015年5月以来、およそ2年半ぶりのゴールが生まれるなど大きな意味を持つ一戦となった。26歳のレフティーは6試合連続スタメン出場中と、アーセン・ベンゲル監督からの信頼を取り戻している。
英紙「ザ・サン」は「ライオンキングだ。ファンが“イングランド最高”と主張するジャック・ウィルシャーがロシア行きの飛行機に乗った」と特集。ファンからの絶賛の声を紹介し、この活躍ぶりで6月に開幕するロシア・ワールドカップ(W杯)のメンバー入りが現実味を帯びていると報じた。
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