“ハンパない”男超えも射程圏!? 2試合5得点の前橋育英FW飯島、研究を重ねた2選手とは

昨年決勝で敗れた青森山田へリベンジを期す

 これで2試合で5得点。“ハンパない”の名言が生まれた第87回大会で、鹿児島城西FW大迫勇也(現ケルン)が残した大会記録の10得点を更新するほどのハイペースで得点を量産している。しかし、視線の先にあるのは昨年青森山田に阻まれた栄冠を手にすることだ。

 当時2年だった飯島も出場した第95回大会は、決勝戦で青森山田に0-5で大敗して準優勝に終わっていた。

「本当に悔しかった。1年間頑張ってきたので今年こそは優勝を目指したいです」

 苦手だった左足の精度を上げ、決定力を飛躍的に向上させた飯島。10番を背負うエースのゴールが前橋育英を初の選手権王者に導いてくれるはずだ。

【了】

石川 遼●文 text by Ryo Ishikawa

フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web

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