「心からブラボーと言いたい」 横浜FM退任のフランス人監督、39歳DF中澤佑二を絶賛

現役ラスト1年へ「下馬評が低いほど…」

「(タイトルを獲るためには)個人もチームも足りないところがたくさんある。優勝するために強い決意が必要。いろいろなものを我慢しなければいけないこともある。1年間、サッカーだけに使う、そういう気持ちが優勝するチームには大事なこと」

 若手が多くなってきたチームの中で、サッカーに集中する1年間を過ごすことを改めて必要不可欠なことと話した。そして、取材陣に対してはちょっとしたリクエストも話している。

「下馬評が低ければ低いほどチームは勢いに乗れる。あまり今年の予想順位で5位とかにしないでください。10位とかで。そこから這い上がりますから」

 あくまでもチャレンジャーの立場でタイトルを狙いにいくと宣言した。経験豊富なフランス人指揮官も3年間の働きに心からの感謝を送った中澤は、現役ラストの1年にタイトルを求めていく。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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