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バルサDFヴェルメーレンが復活で魂の叫び 「ガラスの選手という評判を乗り越えた」
ウムティティの負傷離脱でチャンスをつかみ、レアル戦で3-0勝利に貢献
バルセロナのベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンは度重なる故障に苦しめられてきた。2014年夏に故障を抱えたままアーセナルから5年契約で移籍してきたが、1年目のリーグ戦出場は1試合。故障を繰り返すなか、昨季ASローマに期限付き移籍となったが、そこでも故障に見舞われている。今季バルサでベンチを温めていたが、フランス代表DFサミュエル・ウムティティの負傷離脱でチャンスをつかんだ。苦しみを乗り越えた男は「ガラスの選手という評判を乗り越えた」と魂の叫びを見せている。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じた。
「本当に幸せだよ。最初の状況がとても困難だったので、自分はとても辛抱強くなければいけなかった。バルセロナでの出場争いはとても厳しい。クラッキばかりのチームで試合に出ることは簡単ではない。だが、自分の目標に集中した。フィジカル状態がトップでない時には口を閉ざした。チャンスが来るまで必死に準備を続けた。幸運なことに数週間前に訪れたんだ」
悪夢の故障に苦しみ続けてきたヴェルメーレンはこう語った。今季コンディションが戻った後も、スペイン代表DFジェラール・ピケと完璧な連係を誇るウムティティの壁に阻まれてきた。だが、ウムティティの故障離脱というピンチのなか、ヴェルメーレンは自分の仕事を実直にこなした。12月23日のレアル・マドリードとのエル・クラシコでフル出場し、3-0勝利に貢献した。
「世界最大の一戦でプレーできて、とても幸せだ。3-0で勝ってピッチを去るなんて、絶対に忘れられない1日となった」
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