C大阪ユン・ジョンファン監督、就任1年目で二冠 韓国紙が絶賛「日本で名を轟かせた」
韓国紙が“血闘”と表現した天皇杯決勝、C大阪が横浜FMに2-1で逆転勝利
2018年1月1日に埼玉スタジアムで行われた第97回天皇杯決勝は、セレッソ大阪が延長戦の末に横浜F・マリノスを2-1で破り、前身のヤンマーディーゼルサッカー部が頂点に立った1974年度大会以来、43年ぶり4度目の優勝を飾った。C大阪のユン・ジョンファン監督は、就任1年目でルヴァンカップと併せて国内二冠を達成し、母国の韓国メディアから称賛を浴びている。
C大阪はいきなり劣勢に立たされた。開始8分、横浜FMのFW伊藤翔に先制点を奪われたが、後半20分にFW登録された山村和也が起死回生の同点弾。1-1のまま延長戦にもつれ込むと、延長前半5分にMF水沼宏太が値千金の決勝弾を奪い、最終的にC大阪が2-1で勝利を収めた。
「ユン・ジョンファンのC大阪、ダブル偉業」と伝えたのは、韓国紙「スポーツソウル」だ。延長戦までもつれた戦いを“血闘”を表現し、韓国人監督に率いられたチームの戦いを称賛している。
「横浜FMとの血闘の末に逆転勝利を収めた。主砲の杉本健勇が負傷欠場となったが、山村が同点弾、水沼が逆転弾を炸裂させる大活躍。ユン監督の下、天皇杯とリーグカップの二冠、Jリーグ3位という成功したシーズンを送り、監督は名を日本の地で再び轟かせた」
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