芸術的な“危機回避”が満載! ブンデス公式厳選「スライディングタックルTOP10」

相手との間合いを測り、体を投げ出す世界トップレベルの達人技

 サッカーの守備において、ピッチに体を投げ出すスライディングタックルは、危機回避のための最終手段だ。相手との間合いを測り、ここぞのタイミングで足を伸ばしてボールを奪う姿は、時に芸術的なものに映る。ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルは、そうした守備者の華麗な瞬間を集め、ブンデスリーガの「スライディングタックルTOP10」を動画で紹介している。

 10位に入ったシャルケのDFマティヤ・ナスタシッチからスタートするランキングは、上位に向かうほどにスライディングタックルを仕掛ける位置など、“危機回避度”がより高まっていく。7位に入ったのはドルトムントMF香川真司の同僚DFマルク・バルトラだ。バイエルンとの“デア・クラシカー”で、右サイドで突破を仕掛けるスピードスター、FWキングスレー・コマンをストップ。6位のシャルケDFナウドは、左サイドの深い位置で全速力で体を投げ出し食い止めた。

 5位からは、より危険なエリアでの瞬間的な判断が光る守備が並ぶ。バイエルンのDFハビ・マルティネスは相手のスルーパスに抜け出した相手を、ペナルティーエリア内で後方から追う形になったが、一歩先にボールに触り危機回避。4位にはドルトムントのDFソクラティス・パパスタソプーロスが入り、こちらも相手のスルーパスに対して後方から追う形になったものの、バイエルンのFWロベルト・レバンドフスキよりも一歩早く、間一髪でボールに触りクリアに成功した。

 トップ3はさらにハイレベルだ。3位のバイエルンMFアルトゥーロ・ビダルは失点に直結する場面ではないものの、難しいバウンドのボールに飛び込む相手の右後方からからめとるようにカットし、味方にボールをつなげた。

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