横浜FMが伊藤翔の一撃でC大阪に先制 4年ぶりの天皇杯制覇へ、前半を1-0で折り返す
モンバエルツ体制ラストマッチ、先発起用の伊藤が期待に応える
2018年の日本サッカー幕開けを告げる第97回天皇杯全日本サッカー選手権決勝は、横浜F・マリノスが国内二冠を目指すセレッソ大阪を1-0でリードしてハーフタイムに突入した。
この試合を最後に退任が決まっている横浜FMのエリク・モンバエルツ監督は、準決勝の柏レイソル戦で決勝ゴールのFWウーゴ・ヴィエイラではなくFW伊藤翔をスタメンに起用。日本代表FW杉本健勇が負傷欠場のC大阪は、FW山村和也をスタメンでピッチに送り込んだ。
4大会ぶり7度目の優勝を目指す横浜FMは前半8分、左サイドに展開したボールのこぼれ球をキープすると、DF下平匠がゴール前へアーリークロス。相手DFのマークをプルアウェーの動きで巧みに外した伊藤は、ワントラップからC大阪のGKキム・ジンヒョンとの1対1を冷静に制して先制ゴールを奪った。
C大阪は敵陣でのパスワークを軸に攻め込むが、横浜FMの守備をこじ開けられず、一方の横浜FMはC大阪のプレッシングに苦しみながらもロングボールで右サイドのMFマルティノスが背後を取る動きで脅威を与える一進一退の展開になったが、ゴールは生まれず。横浜FMは前半終了間際にMF山中亮輔がMF遠藤渓太と負傷交代するアクシデントがあったが、1-0とリードしてハーフタイムに入った。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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