“半端ない得点王争い”の予感!? 今年度選手権はJ内定、世代別代表経験者がゴール連発
2回戦からは青森山田の郷家らも登場
名将・小嶺忠敏監督が率いる長崎総科大附(長崎)で、セレッソ大阪内定が決まっているFW安藤瑞季は中京大中京(愛知)戦の後半40分、カウンターから右サイドのラストパスを流し込み、3-0の快勝を締めくくる一撃を決めた。また優勝候補の東福岡(福岡)でガンバ大阪内定のMF福田湧矢も、尚志(福島)戦の後半34分に得たPKを冷静に決めている。
一方、U-18日本代表の経験を持ち、早稲田大進学が決まっている大型ストライカー加藤拓己(山梨学院・山梨)は米子北(鳥取)戦の前半23分、左サイドの直接FKからのクロスに対して巧みなバックヘッドで合わせて先手を取るゴールを奪った。しかし、その後米子北に2得点を奪われ、1–2で逆転負けを喫した。
1月2日に行われる2回戦からはヴィッセル神戸内定のMF郷家友太、モンテディオ山形内定のFW中村駿太を擁する青森山田などが登場。また、仙台育英のFW佐藤一輝が高松商(香川)戦でハットトリックを達成するなど、例年以上にゴールチャンスに沸く展開が予想される。
今大会のイメージキャラクターは、奇しくも9年前の同大会で得点を量産した日本代表FW大迫勇也(鹿児島城西出身・現ケルン)だ。彼ら将来を嘱望されるストライカーが活躍を見せて、大迫の1大会10ゴールを更新するような“半端ない得点王争い”となるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web
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