サウサンプトン吉田、ハンド疑惑に「今日は幸運だった」 ユナイテッド戦0-0も手応え
フル出場の吉田、ハンド疑惑の問いに「主審のイニシアチブを得ることもあれば…」
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は0-0で終えた現地時間30日のマンチェスター・ユナイテッド戦にフル出場した。前節トットナムに2-5と大敗した後にはチームのパフォーマンスに苦言を呈する場面もあったが、強豪ユナイテッドとドローに終わり、「自分も含めて選手たちのリアクションには満足しています」と振り返った。
「何試合も苦しい試合をした後なので、僕らにとても重要な勝点です。特に守備では良いスピリッツを見せることができました」
吉田は試合後、この試合でプレミアリーグデビューを飾ったGKアレックス・マッカーシーとともに衛星放送局「BTスポーツ」のインタビューに応じた。26日のトットナム戦ではイングランド代表FWハリー・ケインにハットトリックを決められて大敗するなど不振のなかで迎えた一戦で、勝利こそ逃したものの12試合ぶりのクリーンシートに一定の手応えを掴んだ様子だ。
前半33分には自陣ペナルティーエリア内で吉田の手にボールが手に当たるシーンがあり、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督も「明らかなPK」と主張する場面もあった。このシーンについて質問を投げかけられた吉田は「僕たちが主審のイニシアチブを得ることもあれば、不運の時もある。今日は幸運だった」と語った。