吉田麻也の“嘆き”は妥当とサウサンプトン監督が理解 「彼は立て直したいと思っている」
トットナム戦後に吉田が7戦未勝利の現状を嘆く 「今の状況はさらに悪化している」
サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は、降格圏と勝ち点2差の14位に沈むチームを奮い立たせるためにクラブ批判とも取れる発言で注目された。しかし、指揮官のマウリシオ・ペジェグリーノ監督は吉田の発言は妥当なものだったとし、自分たちの置かれた状況を冷静に見つめている。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
サウサンプトンは26日のトットナム戦で2-5と大敗を喫し、リーグ戦で7試合勝利から遠ざかっている(3分4敗)。現在の順位は14位だが、降格圏の18位ボーンマスとの差はわずかに2ポイントとなっている。
チームが危機的状況に陥るなか、今季リーグ戦5試合でキャプテンとして先発している吉田が声を上げた。トットナム戦後には「クロード・ピュエル(前監督)はクラブが彼に満足していないという理由で解任された。しかし、今の状況はさらに悪化している」とコメント。クラブの現状を嘆いた。
これに対し、ペジェグリーノ監督は「何よりも選手たちが一番に自分たちのパフォーマンスが良くないということに気づいている」と語り、吉田の発言も的を射たものだと理解を示している。
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