高校選手権の開幕戦は豪快ミドルで勝負あり! 佐賀東が関東一を2-0で撃破
1-0で折り返した後半に、佐賀東DF都渡が圧巻ミドルを叩き込む
第96回全国高校サッカー選手権が30日、東京・駒沢陸上競技場で開幕。初戦となった関東一(東京)対佐賀東(佐賀)は、2-0で佐賀東が今大会1勝目を挙げた。
昨年度大会でベスト8入りを果たすなど、近年躍進を続けている関東一。2年連続の開幕戦での登場となった。序盤から果敢なハイプレスを仕掛ける関東一、それをかいくぐって佐賀東がサイドアタックから活路を見出すなか、前半3分には佐賀東MF小野真稔、同9分には関東一のFW村井柊斗がドリブルシュートを放つなど一進一退の攻防が続いた。
前半をスコアレスで折り返すと、後半5分に試合が動く。佐賀東DF山田昭汰の鋭いクロスにFW中里知己がニアサイドに走り込み、頭で合わせて先制点をゲット。佐賀東が1-0と先手を奪った。すると同24分にはCKからの流れからDF都渡倭(とわたり・やまと)の正確無比なミドルシュートがポストに当たってゴールラインを割り、貴重な追加点を手にした。
試合はそのまま佐賀東が2点差を守りきり勝利。地元の大声援を受けて戦った関東一を下し、全国48代表のうち最初の勝利を手にした。
【了】
茂野聡士●文 text by Satoshi Shigeno
フットボールゾーンウェブ編集部●写真 photo by Football ZONE web
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