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C・ロナウドが新設の賞獲得で自信家ぶり発揮 「まだトロフィーを飾るスペースはある」
ドバイで行われた「グローブ・サッカー・アウォーズ」で最優秀選手賞を受賞
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは2017年、クラブで史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇と5シーズンぶりのリーガ・エスパニョーラ制覇をもたらす原動力となった。5度目のバロンドールも獲得するなど相も変わらずのタイトルコレクターぶりだが、冗談めかしながら「まだまだトロフィーを飾るスペースはあるよ」と自信に満ちあふれているという。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
今年もロナウドは自らの活躍によってチームにタイトルをもたらすと同時に、個人タイトルにも恵まれた。2016-17シーズンのCL得点王に輝き、その決定力が認められて「FIFA The Best」でFIFA最優秀選手を受章すると、今月には2年連続5度目のバロンドール獲得も成し遂げた。
ロナウドに対するタイトルは世界的なものだけでなく、新設の賞でも存在感を発揮している。現地時間28日にドバイで行われた「グローブ・サッカー・アウォーズ」では元イタリア代表FWアレキサンドロ・デル・ピエロとのツーショットも披露。自身も最優秀選手賞を獲得するなど、栄冠をまた一つ加えている。
「これは特別な瞬間で、僕はこの賞をもらえたことがとても嬉しいよ。僕のチームメートとレアル・マドリード、そして監督に感謝しないとね。僕に投票してくれた人たちに感謝したいし、来年、再来年と同じようにしてもらいたいね」
こう話したロナウドは「心配しなくていいよ、僕には(トロフィーを飾る)スペースはものすごくあるんだ」と冗談めかした。
来年2月で33歳となるが、今なおナンバーワンプレーヤーであろうとする矜持を感じさせる。今季のレアルはリーガこそ宿敵バルセロナに暫定ながら勝ち点14差と突き放されてしまったが、CL3連覇の可能性を残している。ロナウドが貢献すれば、偉業達成とともに、タイトルを飾るスペースは一層埋まっていくことになるだろう。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images