ポルティモネンセ中島、ベンフィカが獲得興味 リーグ4連覇の名門へ移籍の可能性浮上

ポルトガル王者が中島の獲得に向けて、すでに複数回接触と現地紙が報道

 ポルティモネンセのMF中島翔哉にポルトガル名門ベンフィカが興味を示していると現地紙「A BOLA」が報じた。今季、自身初の海外挑戦を果たしたリオ五輪世代のエースに大きなステップアップの可能性が浮上している。

 記事によれば、ベンフィカはすでにポルティモネンセと複数回に渡って接触しているという。今季14試合で6得点の中島は「ポルティモネンセのハイライトの一人」と伝えられており、リーグ4連覇中で歴代最多36回の優勝を誇る王者にその実力を認められているようだ。

 中島の保有権は80%が所属元のFC東京、20%が期限付きでプレーしているポルティモネンセにあること。完全移籍のための違約金が1000万ユーロ(約13億4000万円)で、1月31日以降は倍増の2000万ユーロ(約26億8000万円)になることなども併せて紹介されている。

 中島は先日、ドイツのクラブから800万ユーロ(約10億7000万円)のオファーがあったが、ポルティモネンセが拒否していたと報じられていたばかり。現地メディアのインタビューでは「いわゆるビッグ3のポルト、ベンフィカ、スポルティングは世界的にもリスペクトされるけど、特にポルトのスタイルに憧れている。チャンスがあれば、ポルトでプレーしたいとも思っている」と語るなどビッグクラブ挑戦の野心は口にしている。

 欧州の地で急激な成長を遂げた23歳のドリブラーは、名門への移籍を果たすことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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