「バトル楽しみにしてるよ」 浦和DF槙野智章、“調子乗り世代”の戦友に惜別メッセージ
2007年U-20W杯をともに戦った梅崎の移籍に言及 「梅ちゃんが考えに考えぬいた答え」
J1浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、AFCチャンピオンズリーグ優勝に貢献し、日本代表では主力として活躍するなど充実の2017年を過ごした。年の瀬が押し迫る28日、自身の公式インスタグラムを更新。長年ともに戦い続けてきた男に惜別メッセージを送っている。
槙野がインスタグラムにアップした画像に写っているのは、笑顔で両手を天高く突き上げる一人の男だ。27日、浦和から来季J1に昇格する湘南ベルマーレへの完全移籍が発表された元日本代表MF梅崎司に触れ、同年代の男が下した移籍の決断に理解を示している。
「梅ちゃんが考えに考えぬいた答え」
1987年生まれの槙野と梅崎は2007年のU-20ワールドカップで共闘し、ベスト16進出に貢献。浦和では2012年からチームメイトとしてともに戦い、6シーズンを過ごした。槙野は「調子乗り世代として一緒に闘いぬいたU-20W杯。浦和レッズとして共に闘ってきた戦友」と、気心の知れた梅崎を評している。
来季二人は浦和、湘南と異なるクラブでプレーするなか、DF槙野とMF梅崎がピッチ上で激しくマッチアップする場面も生まれるだろうか。槙野は「最大限の敬意を払い、来年激しいバトルを楽しみにしてるよ!」と、その時を今から心待ちにしているようだ。
「頑張れ梅ちゃん!ありがとう!」
酸いも甘いも噛み分け、様々な思いを込めた「ありがとう!」の一言は、梅崎の心に響いたに違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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