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伝説の韓国W杯4強、最後の一人が現役引退 現地紙が悲嘆「神話のヒーローが去った」
02年日韓W杯で韓国代表として戦ったメンバーは、いまや多くが指導者に転身
ワールドカップ(W杯)史上初となる日本と韓国の2カ国共同開催となった2002年大会で、世界中を驚愕させたのが韓国のベスト4という快進撃だった。国内ではサッカーファンが夜中の通りを埋め尽くすほどの熱狂ぶりを見せたが、伝説のメンバー最後の一人がついに現役から引退。「神話のヒーローたちが全てグラウンドから姿を消して去った」と韓国紙「スポーツ朝鮮」が伝えている。
2017年シーズン限りでスパイクを脱ぐ決断を下したのは、全南ドラゴンズに在籍した38歳のDFヒョン・ヨンミンだ。02年W杯では、オランダ人のフース・ヒディンク監督率いる韓国代表のメンバーに選出され、出番こそ訪れなかったが4強を経験した。
記事では「2002韓日ワールドカップ世代が歴史の中に消えた」と記すと、「最後残ったヒョン・ヨンミンまでグラウンドを離れることになった」と伝えている。
02年大会を戦ったメンバーの多くは、いまや指導者に転身した。かつて柏レイソルとセレッソ大阪に在籍したファン・ソンホンはFCソウル監督を務めており、横浜F・マリノスと柏でプレーしたユ・サンチョルは来季から全南ドラゴンズを率いる。
また、ユン・ジョンファン監督はJ1セレッソ大阪でルヴァンカップ優勝と手腕を発揮。元日に行われる横浜FMとの天皇杯決勝で2冠に王手をかけている。FCソウルや中国の江蘇蘇寧で指揮し、Jクラブからの招聘話も浮上したチェ・ヨンス監督はフリーの身だが、様々なクラブから打診が届いているという。
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