「東南アジア最高の左SB」と絶賛の声 神戸移籍浮上のタイ代表レフティーは何者か?
ACLで“Jクラブキラー”ぶりを発揮したテーラトンを海外メディアが特集
2017年は元ドイツ代表ルーカス・ポドルスキを補強して話題となったJ1ヴィッセル神戸。次なる海外からの補強として、ムアントン・ユナイテッドのタイ代表MFテーラトン・ブンマタンに興味を示していると報じられている。これを受けて、衛星放送「FOXスポーツ」アジア版でも特集され、“東南アジア最高の左サイドバック”と絶賛されている。
「タイ国外では無名」と評されているテーラトン。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)や代表チームで国際経験は豊富だが、初の海外移籍を果たせば当然言語や環境の違いという壁が待っている。
札幌のMFチャナティップ・ソングラシン、来季から広島に加入するFWティーラシン・デーンダー、FC東京のMFジャキット・ワクピロムといった同胞の存在も大きな後押しとなりそうだが、記事では左サイドバックとしての能力の高さが絶賛されており、Jリーグへの適応も十分に可能だと予想されている。
記事では「外国人枠を“犠牲”にしてでも重要な守備的プレーヤーを獲得する場合、普通はチームの“大黒柱”となるセンターバックや守備的MFを選択する」との分析があるが、その上で「テーラトンは単なるレフトバックではない」と断言。「実際、彼は東南アジアで最高の左サイドバックだ。2012年のAFFスズキカップでデビューして以来、傑出している」と特筆されている。
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