「悲しい、寂しい」 浦和MF柏木陽介、退団選手への思い告白 明かした“移籍”持論は?
「ブーイングで迎えましょう」の本意
「みんなそれなりに悩んで、考えて出した答えやから、それを尊重したいと俺は思う。やっぱり悲しいとか寂しいっていう気持ちはあるけど、一緒にやってた選手がほかのチームで試合に出られてると俺も嬉しいし、みんなも嬉しいはず」
同僚の移籍に寂しさを露わにしながらも、悩んだ末に決断を下した胸中を察し、思いを尊重したいと記している。そして、他クラブで出場している姿に思いを馳せ、ファンにも問いかけている。
「こういう葛藤を理解して、みんな応援してほしいな。やるときは全力でブーイングで迎えてやりましょう!」
梅崎は湘南への移籍を発表した際、浦和の公式サイトを通じて熱狂的なサポーターに向けて「埼スタに帰って来たときは大きなブーイングお願いします」と、愛情を込めたメッセージを送っていた。それに応えるように思いを綴った柏木。来季から別々のクラブでプレーする形となったが、ともにプレーした選手との絆はいつまでも不変のようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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