新旧ブラジル代表10番ら名手が登場! リーガ公式厳選「歴代超絶オーバーヘッド弾」

ロナウジーニョとリバウドのゴールも驚異的

 

 彼らのゴールはもちろんだが、バルセロナとブラジル代表でナンバー10を背負った二人も驚愕のゴールを決めている。まずはリバウドだ。200001シーズン最終節、勝った方がUEFAチャンピオンズリーグ出場が決まるバレンシア戦の試合終盤、後方の山なりのボールに対して胸トラップを入れてから、バイシクルを敢行。名手サンティアゴ・カニサレスもこの一撃に反応できず、バルサを32の勝利に導いた。

 

 リバウドの後に背番号10を継承したロナウジーニョも、カンプ・ノウのビジャレアル戦で超絶ゴールを決めている。右サイドからのクロスに対して胸トラップを1回入れると、ボールが浮いている間に身体を時計回りに回転させる。一瞬思考停止に陥ったマーカーと相手GKをあざ笑うかのように、右足でオーバーヘッドキック。相手GKの伸ばした手を弾き飛ばし、ゴールネットへと突き刺さった。

 

 会心の一撃を決めたロナウジーニョは、ユニフォームを脱いで歓喜し、カンプ・ノウのファンも歓声で応えた。プレーする者、観る者両方を興奮させるバイシクルキック。その記憶は今もなお語り継がれる。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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