「たくさん話をした」 元日本代表MF山田大記、移籍決断の磐田・主将へ惜別ツイート
主将・上田の岡山移籍が決定、「康太くんとはたくさんサッカーの話をしました」
Jリーグの各クラブは、新シーズンに向けてチーム作りを始め、連日移籍が発表されている。厳しいプロの世界ゆえ、新たにチームに加わる者、慣れ親しんだチームを去る者、悲喜こもごもだが、J1ジュビロ磐田の元日本代表MF山田大記がチームメイトの移籍についてツイッターで胸中を綴っている。
磐田は26日、キャプテンのMF上田康太が来季からJ2ファジアーノ岡山へ完全移籍することを発表した。ユース出身の上田は、2005年にトップチームに昇格。6年間プレーしたのち、大宮、岡山を経て、2015年に再び磐田に復帰していた。今季はチームが6位に躍進するなか、リーグ戦13試合の出場にとどまったが、ベテランとして仲間をサポートした。
磐田の下部組織に所属し、今季ともにプレーした山田は、上田の移籍が発表された翌日に自身のツイッターを更新。「康太くんとはたくさんサッカーの話をしました。康太くんが7番を付けた覚悟、脱ぐ覚悟、ジュビロに復帰した想いも、去る想い」と、現在チームの指揮を執る名波浩監督も着けた栄光の「背番号7」を背負った頼れる主将への想いを綴った。
山田も2014年に海外でのプレーを追い求めて、ドイツ2部のカールスルーエに移籍した身。決断に際し、様々な思いと覚悟を経験しているだけに、「お互い頑張りましょう」と“先輩”にエールを送っている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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