アーセナル新星の驚愕のスピードが話題に 40mのタイムは“ボルト超え”!?

快速選手を揃えるアーセナル、その中でも規格外のベジェリン

 記事では、アーセン・ベンゲル監督が選手の評価基準としてスピードを重視するため、アーセナルが“韋駄天”を多く揃えていることを紹介。チリ代表FWアレクシス・サンチェス、イングランド代表FWダニー・ウェルベック、同FWアレックス・オックスレイド・チェンバレンもベジェリンに迫るスピードを持っているという。

 サンチェスは最初の15メートルが特に速く、ウェルベックとチェンバレンは距離が長いほど加速するとされ、ドイツ代表FWメスト・エジル、19歳の元U-17ドイツ代表FWセルジュ・ナブリもベジェリンに対抗するほどのトップクラスのスピードを誇っているという。

 今回のベジェリンのタイムについて、人類最速男を超越していると指摘する声も上がっている。ジャマイカの史上最速スプリンター、ボルトは2009年世界選手権男子100メートル決勝で9秒58の世界記録を樹立。その際の40メートルのラップタイムは4・64秒だった。身長196センチという巨漢のボルトは大きなストライドでその後さらに加速していくために、40メートルという距離を切り取ることに大きな意味は持たないかもしれないが、ベジェリン、そして、ウォルコットのスピードがいかに規格外であるかということを示している。

 今季彗星のごとくブレークしたベジェリン。その衝撃的な韋駄天ぶりは今後、プレミアの目玉となるかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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