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ミラン新10番のテクニシャン、加入半年で移籍? チャルハノールにトルコ移籍が急浮上
トルコ代表MFチャルハノール、母国ガラタサライやフェネルバフチェが獲得の意思
ACミランに今季加入して10番を背負うトルコ代表MFハカン・チャルハノールに、わずか半年での母国移籍が急浮上している。ドイツ紙「スポーツ・ビルト」やイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
チャルハノールは昨季までブンデスリーガのレバークーゼンで活躍し、セットプレーのキッカーとしての期待も集めてミランに加入。昨季限りで退団したFW本田圭佑がつけていた10番を受け継いだ。
しかし、ミランでは思ったような活躍ができず、早くも現地メディアで今夏の失敗補強に名前が挙がる状態になっている。ミランは中国資本の株式を売却して2億ユーロ(約270億円)を超える規模の大補強を繰り広げたが、その効果は上がっていない。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内に入ることも厳しい状況にあり、早くも高額年俸選手の人員整理が必要な状況に追い込まれつつある。
そうしたなかで、チャルハノールに対して母国トルコの名門ガラタサライやフェネルバフチェが獲得の意思を示しているという。
本田も、名手の元クロアチア代表MFズボニミール・ボバン氏や元オランダ代表MFクラレンス・セードルフ氏、元ユーゴスラビア代表MFデヤン・サビチェビッチ氏ら歴代の10番と比較されて大きなプレッシャーを受けた。
チャルハノールはわずか半年でその栄光の背番号を明け渡し、母国への道を歩くことになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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