茶目っ気たっぷり「ギフト用に包装しないと」

　当時21歳のベッカムはこの一撃でイングランド中から注目を集めると、代表に招集されて同年9月1日のワールドカップ予選モルドバ戦でA代表デビュー。以降、長年にわたって代表チームを牽引し続け、代表通算115試合（17得点）に出場するなどイングランドのサッカー史に名を刻んだ。クラブレベルでは、レアル・マドリードやロサンゼルス・ギャラクシー、ミラン、パリ・サンジェルマンを渡り歩き、　2012-13シーズン後に現役生活に別れを告げた。

　端正なルックスに加え、正確無比のキックを武器にファンを魅了し続けた“イングランドの貴公子”。プレミア公式インスタグラムでは、伝説と化した一撃について「素晴らしいゴール。ギフト用に包装しないと」と茶目っ気たっぷりに記している。

　ファンも「レジェンド」「決して忘れられることのない一撃」「歴代ベストゴール」「最高のクリスマスプレゼント」と賛辞を寄せており、今でも多くの人の脳裏に焼き付いているようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images