名古屋が川又&永井の代表コンビで決勝点&初勝利 川又「いいパスのおかげ」
アシストの永井「自分ならそこにほしいという場所にパスを出した」
名古屋は12日、ホームの広島戦で2-0で下し、今季初勝利をマークした。日本代表FW川又堅碁と永井謙佑のコンビで先制点を挙げ、これが決勝点となった。
前半ロスタイム、バヒド・ハリルホジッチ監督の新体制で代表入りした2人の連携で先制点を手に入れた。永井がDFラインの背後を突くパスを出すと、川又が反応。相手GK林の頭上を抜く技ありのループシュートで先制点を決めた。川又はゴールに向かってダッシュし、同僚と喜びを分かち合った。
「最初の点が永井からでよかった。お互いずっと知っているし、うまくいくのは当然。イメージはしてました。永井のボールも良かったし、本当にいいパスのおかげ。GKも見えましたし、流し込むだけだった」
川又はゴールのシーンをそう振り返り、好パスを供給した永井に感謝した。
一方、スピードという武器ではなく、パスでゴールを演出した永井は「ボールを運ぶときに真ん中のスペースがパカッと開いた。自分ならそこにほしいという場所にパスを出したら堅碁も同じ考えだったみたい。ピッチも乾いていてループしやすい状況だったし。堅碁のうまさが出た」と語った。
代表入りで刺激を受けた2人は連携の向上にも手応えを感じている様子。システムを4バックから広島と同じ3バックに変更した名古屋は後半41分にDF矢野貴章が追加点を決める展開で、待望の勝ち点3を挙げた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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