スペイン代表MFイニエスタ、ロシアW杯後の代表引退を示唆 「最後の大会になる」

代表での去就に言及「僕の年齢を考えれば…」

 

 ブラジルW杯ではオランダの高速カウンター、チリのハードプレスの前に生命線のポゼッションが破綻し、まさかのグループリーグ敗退を喫した。現在代表チームはレアルのMFイスコらを中心となり世代交代が図られているが、スペインらしさを前面に戦おうとの意欲を感じさせる。それと同時に触れたのは、自身の去就についてだ。

 

「この重要な大会は、僕にとって信じられない瞬間の一つだった。その長い軌跡の終わりが見えているし、すべてがイエスの方向だろう。僕の年齢を考えれば、自分にとって最後の大会になることが示されるだろう」

 

 稀代のプレーメーカーも来年で34歳。サッカーの祭典で戦うのはラストチャンスだと捉えている。円熟味を増すイニエスタの最後のタクトに乗って、ラ・ロハ(スペイン代表)は鮮やかな旋律をロシアのピッチで演じることはできるか。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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