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香川の芸術ループ&武藤の豪快ヘッドが登場! ブンデス選定「全18クラブ前半戦ベストゴール」
武藤はヴォルフスブルク戦の技ありヘッド、香川はアウクスブルク戦のループが選出
ドイツ1部のブンデスリーガは、前半戦17試合を終えて1カ月間のウィンターブレイクに突入した。リーグ公式YouTubeチャンネルでは、ここまで生まれたゴールの中から各クラブのベストゴールを選出。マインツとドルトムントでは、それぞれFW武藤嘉紀とMF香川真司という日本人選手のゴールが選ばれた。
武藤のゴールは、第7節ヴォルフスブルク戦(1-1)で生まれた豪快なヘディングシュートだ。武藤は右サイドのMFレビン・エズトゥナリからのクロスに上手く合わせ、相手の頭上を抜いた。クロスを受ける前には一度ファーサイドへ流れて相手の視界から消え、相手DFの動きが止まったところでニアサイドに入り込むストライカーらしい動きを見せた。
武藤は前半戦の途中、怪我で離脱したものの、13試合で3得点1アシストを記録した。
そして、ドルトムントでは香川の芸術的ループ弾が選出された。第7節のアウクスブルク戦の1-1で迎えた前半23分、ウクライナ代表FWアンドリー・ヤルモレンコのラストパスを受けた香川は、エリア内右からダイレクトでGKの頭上を抜く浮き球シュートをゴール左隅に沈めた。
この一撃はブンデスリーガの9月度ベストゴールに選ばれたほか、海外メディアからは「芸術作品」と絶賛されるほどの大きなインパクトを残した。クラブの前半戦ベストにも納得の選出と言えるだろう。
香川は前半戦13試合に出場し3得点2アシストを記録。ペーター・シュテーガー新監督の下で戦った直近2試合は1得点1アシストに加えて、PK奪取でもチームの連勝に貢献するなど、復権を印象づけている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images