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メッシ、“片足スパイク”での神業アシストに海外称賛 「できないことはあるのか?」
2-0で迎えた後半アディショナルタイム、片足のスパイクが脱げたままゴールを演出
バルセロナは現地時間23日に行われたレアル・マドリードとの「クラシコ」で、3-0の大勝を手にした。後半アディショナルタイムに試合を決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのアシストが、右足のスパイクが抜けた状態で決めるという神技ぶりで、世界中に衝撃を与えている。
1得点1アシストの活躍でクラシコの主役となったメッシだが、最後のプレーは信じられないものだった。
2-0で迎えた後半アディショナルタイム3分、メッシは右サイドでレアルのブラジル代表DFマルセロを一瞬の加速で抜き去ると、捨て身のタックルで突破を食い止めようとしたマルセロの足に引っかかり、右足のスパイクが脱げてしまった。
それでも希代の天才は、左は漆黒のスパイク、右は白い靴下のままでもお構いなし。ゴールライン際に向かってさらにギアを上げて相手エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを完璧に引きつけると、左足のアウトサイドで中央に折り返した。
メッシはピッチに倒れこみながら、スペイン代表MFアレイクス・ビダルがゴール右にダメ押し弾を決めるのを見守った。両手を広げながら駆け寄るビダルに、満面の笑顔で飛びついたが、バルサの歓喜の輪が広がるなかでも、右足のスパイクはピッチ上に転がったままだった。