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マンチェスター・U前監督が人違いで暴行か 23歳被害者が「後ろから襲われた」と証言
「握手を求めたかった」というジョッシュさんは、「どうしてここにいるんですか?」と話しかけた。しかし、モイーズ前監督は「何の用だ?」と険しい表情で応対。その後もマンチェスター・U前監督は興奮した口調で、どもりながら何かを訴えてきたという。気まずい思いをしたジョッシュさんは「失礼しました」と挨拶し、その場を立ち去ろうとした。
そのジョッシュさんを、後ろから突然、モイーズ前監督が襲いかかったという。「本当に驚きました。後ろから首をつかまれて身動きできず、そのまま前のめりに倒されました。死ぬんじゃないかと思いました」。ジョッシュさんはその時の様子をそう語っている。
一方、事件の目撃者の話では、ジョッシュさんに襲いかかる前に、モイーズ前監督が酔った数人のグループに囲まれ、侮辱的なチャントを浴びせられていたという。
この夜、友人のカップルと2組で出かけていたジョッシュさんは「自分はそのグループに加わっていない」と証言。しかし、モイーズ前監督は、自分に野次を浴びせた人間が「さらにからんできた」と勘違いして、ジョッシュさんを襲った可能性がある。
「サン」紙の報道によると、自宅に押しかけた英記者団がインターホン越しにモイーズ前監督のコメントを取ろうとしたが、51歳スコットランド人指揮官は応答せず。今のところは代理人もノーコメントを貫いている。
モイーズ前監督は先月4月26日、6年契約を結んだマンチェスター・Uの監督を10か月で解任されていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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