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「私が問題ならすぐに辞任する」 凋落ミランのガットゥーゾ監督、黒星先行に悲壮な覚悟
2連敗で11位転落の名門 就任後1勝1分2敗と状況を改善できず
ACミランは23日の本拠地アタランタ戦で0-2の敗戦を喫した。前節ヴェローナ戦(0-3)に続く2連敗で、順位を11位まで落とした。ヴィンチェンツォ・モンテッラ前監督を解任後、“闘犬”ことジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督が就任したが、かつての名門のチーム状況は悪化の一途を辿っている。今季最大の危機に、ガットゥーゾ監督は「私が問題だと感じているなら、すぐに辞任する」と悲壮な覚悟を語っている。
「試合序盤のアプローチは正しかったが、多くのことが機能していなかった。一度リードされてしまうと、厳しい坂道に直面することになった」
ガットゥーゾ監督はイタリアのテレビ局「メディアセット・プレミアム」で、こう語った。完敗した試合直後には、ミラン強化部と長い時間ミーティング。ミランは今夏200億円以上の強化費をつぎ込んだが、チームは完成から程遠い状態にある。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を手にできなければ、莫大な放映権収入を見込んでの大型補強のため、経営危機に直面することになる。
「複雑な状況だ。ファンは抗議を続けているし、こんなことがシーズン中に続くことは考えられない。しかし交代したり、全力を出していない人間はどこにもいない。我々はチームにならなければいけない。ミスを減らしていかなければいけない」
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