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「ゴール前の悪夢」「真の落胆者」 クラシコ惨敗のレアル選手に現地紙が酷評の嵐
途中出場選手の寸評ではジダン采配を批判
前線では、不発に終わったFWクリスティアーノ・ロナウドについては「ベルナベウでのバルセロナ戦で不振が続いている」と指摘。希代のゴールマシンも本拠地でのエル・クラシコは14試合5得点。今季リーグ戦はいまだ4ゴールで「彼はどん底の状態で終わった」とされた。
今季リーグ戦でわずか2得点のFWカリム・ベンゼマについては、「ゴール前の悪夢が続く」と一刀両断。「ジダンですら彼をついに下げることになった」と、一貫してベンゼマを擁護している指揮官の心境にも注目していた。
途中出場の選手については、ジダン監督の采配ミスが指摘されている。
カルバハルの退場により投入されたDFナチョは、「ジダンはベンゼマの代わりに彼を投入した。理解不能だ」と酷評。残り約20分の段階で登場したFWギャレス・ベイルについては、「彼はベンゼマの70分以上の仕事を20分間で成し遂げた。彼は先発すべきだったという明確な証拠を提示した」と、ベンチスタートの判断に誤りがあったとされた。
FWマルコ・アセンシオについても「彼は決定機を作ったが、彼が登場した時にクラシコはほとんど負けていた。彼に批判はほとんどない」と擁護し、遅すぎた交代に批判の矛先を向けていた。本拠地で屈辱的な敗戦を喫したことで、レアル寄りの現地紙は怒りが収まらないようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images