横浜FM対柏戦後に一触即発の騒動 ブラジル人FW憤怒も…ある選手の“神対応”で収束
横浜FMが延長戦の末に柏に2-1勝利、試合直後に両軍のFWとDFがエキサイト
天皇杯準決勝が23日に開催され、等々力陸上競技場で行われた横浜F・マリノス対柏レイソルの一戦は、延長戦の末に2-1で横浜FMが勝利した。元日の決勝(埼玉スタジアム/14時40分)では、延長戦の末にヴィッセル神戸を3-1で下したセレッソ大阪と激突する。
13年大会以来4大会ぶりの優勝を目指す横浜FMに決勝点が生まれたのは、1-1で迎えた延長後半13分だった。ここまで天皇杯4ゴールのFWウーゴ・ヴィエイラが決勝弾。横浜FMが劇的な形で、元日決勝へと駒を進めている。
この試合直後に思わぬ騒動が巻き起こった。試合中から激しい攻防を繰り広げていた柏のブラジル人FWクリスティアーノと横浜FMの韓国人DFパク・ジョンスがエキサイト。クリスティアーノが憤怒の表情を見せて詰め寄るなど、一触即発の空気が流れた。
だが、ここで“神対応”を見せたのが横浜FMのエースFWだ。クリスティアーノと共闘する柏のFWハモン・ロペスも止めに入っていたが、相手クラブのH・ヴィエイラもすっと間に割って入る。怒っていたクリスティアーノだが、これには思わず笑顔を見せて矛を収める形となった。
試合直後に不穏な雰囲気が漂ったものの、機転を利かせたH・ロペスやH・ヴィエイラの冷静な対応もあり、事態は速やかに沈静化した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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