伊代表GKブッフォン、60年ぶりW杯予選敗退に悔恨 「何よりも…」とある思いを告白

母国サッカー少年に対する思いを語る「心躍るような機会を奪ってしまった」

 ユベントスのイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンは、代表チームが60年ぶりにワールドカップ(W杯)への出場権を逃したプレーオフから1カ月が過ぎ、改めて失意の敗戦について語った。その後悔の思いと母国のサッカー少年に対する思いを、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ブッフォンは来年のロシアW杯をキャリアの引退の舞台とする方針で戦いを進めていた。しかし、同組に強豪スペインがいる組み分けとなったイタリアは2位でプレーオフに進出。スウェーデンとホーム&アウェーの戦いとなったが、アウェーでの0-1敗戦をホームで取り返すことができず、第2戦はスコアレスドロー。1958年大会以来の予選敗退が決まり、主将のブッフォンは号泣しながら試合後のインタビューに応じていた。

 ブッフォンは「極めて高い確率で6月に引退する」と今シーズンがラストになることを明言した。そのうえで、W杯出場権を勝ち取れなかったことへの言葉を重ねている。

「これは人生における大きな後悔として一生残っていくものになった。何よりも我々が仕出かしてしまったことは、イタリアのサッカー少年たちから心が躍るような思いをする機会を奪い去ってしまったということなんだ。ワールドカップとは、それほどのものなんだ。大きな後悔だよ」

 

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