脳裏に焼き付いている選手とは？

「後半途中に入ってきて2点やられた」

　大久保がそう振り返った相手こそ、現在バルサの大黒柱として君臨するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。どうやら今でも、そのプレーは脳裏に焼き付いているようだ。

　レアルの本拠地であるエスタディオ・サンチャゴ・ベルナベウでプレー経験がある大久保は、ロッカールームの印象について「すごい広かったですね。でっかいプールもあった」と、当時を懐かしそうに振り返った。

　そんなスタジアムでバルサを迎え撃つ今回のクラシコは、現地時間で23日13時、日本時間で同日21時にキックオフとなる。日本で観戦しやすい時間帯のキックオフとあって、大久保は「最高じゃないですか！　すごく良い時間帯ですね」と語気を強めた。

　両クラブと対戦した大久保は、果たしてどちらに肩入れをしているのか。そんな問いに対して、Jリーグ3年連続得点王（2013～15年）に輝いたストライカーは「バルサ派、勝ってほしいな」と回答。そして、勝ち方にもある注文を出している。