香川の“芸術アシスト弾”がブンデス月間最優秀ゴール候補に選出 「ドルトムントの絶対的な魔法」

プリシッチが決めたホッフェンハイム戦の決勝点が「12月のTOP10ゴール」にノミネート

 

 ドルトムントのMF香川真司は、ペーター・シュテーガー新監督就任後に公式戦3試合連続フル出場で1得点2アシスト1PK奪取と大車輪の活躍を見せている。第17節ホッフェンハイム戦(2-1)で、その香川の絶妙スルーパスから生まれたアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチの決勝ゴールが、12月度のブンデスリーガ月間最優秀ゴール候補に選出された。

 

 12月16日に行われたホッフェンハイムとの一戦は前半21分に先制を許して追いかける展開となったが、後半18分に香川が倒されて得たPKをガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが決めて同点となった。

 

 そして1-1で迎えた同44分。中央でパスを受けた香川は相手の左サイドバックとセンターバックの間にできたわずかなスペースを射抜くスルーパスを供給。これが走り込んだプリシッチの足元にピタリと届くと、19歳のアメリカ代表MFはワンタッチでGKをかわし、左足で無人のゴールへ流し込んだ。

 

 この鮮やかなゴールは12月の月間ベストゴール候補となるトップ10の一つに選ばれた。リーグ公式YouTubeチャンネルでは動画が公開され、月間ベストゴール受賞を決めるファン投票も行われている。動画の中で英語実況は「魅力的。スーパー。パーフェクト。ドルトムントの絶対的な魔法だ」と絶叫して伝えている。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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