ブンデス公式選定「監督たちのゴールTOP10」 名将クロップらの現役時代の勇姿を公開

クロップ、レーブからクリンスマンまで、監督たちのビューティフル弾10選

 自らを送り出した11人の戦いぶりをテクニカルエリアで見守り、大声で鼓舞するサッカー監督。そんな彼らも、選手としてピッチで躍動していた時代がある。ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルでは、「かつてのスター、今や監督のゴール10選」として紹介。そこにはドルトムントやリバプールで一躍名を馳せたユルゲン・クロップ監督らの、現役時代の名シーンが収められている。

 まず紹介されているのは、現在バイエルンの指揮官を務めるユップ・ハインケス監督だ。前回指揮した際には、チームを2012-13シーズンの三冠に導くなど名将として知られるが、現役時代の名シーンとして選ばれたのはボルシアMGに所属していた1972-73シーズンのデュッセルドルフ戦だ。右サイドからの低い弾道のクロスに対してマーカーの手前に飛び出して右足ボレー。強烈な一撃でゴールネットを揺らすと、会心のガッツポーズを見せた。

 その他にも、日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトのニコ・コバチ監督が、ヘルタ・ベルリン時代にバイエルンのGKオリバー・カーンの頭上を打ち破った左足ループシュート、トルステン・フリンクス(ダルムシュタット監督)、現在はフリーの立場にいるマティアス・ザマーのドルトムント時代のスーパーゴールも紹介。またドイツ代表でW杯優勝監督となったヨアヒム・レーブ氏についても、フランクフルト所属時代の1981-82シーズンに華麗なドリブル突破からのスーパーミドルが紹介されている。

 そして10選の中には、MF香川真司の恩師でもあるクロップ監督のビューティフル弾も収められている。

 

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