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本田を指導したミラン元指揮官がブラジルで再出発 アトレチコPRの全権監督に就任へ
セードルフ氏就任の可能性をブラジルメディアが報道
元オランダ代表MFでACミラン監督も務めたクラレンス・セードルフ氏が、ブラジルの名門アトレチコ・パラナエンセ(アトレチコPR)で全権監督を務めることが明らかになった。ブラジルメディア「グローボ・エスポルテ」が報じている。
現役時代にレアル・マドリード、ACミランなどで活躍したセードルフ氏は、ボタフォゴでプレーしていた2014年1月にミランからの監督就任要請を受けて現役引退。同時期にCSKAモスクワから加入したFW本田圭佑(パチューカ)も指導したが、斜陽の名門で前半戦の不振から脱せずに欧州カップ戦出場権獲得を逃すと、非情にもわずか半年でクラブレジェンドは解任されていた。
2016年に中国2部リーグ深圳FCで指揮を執っていたが、現在はフリーの身となっていた。アトレチコPRではピッチ上の指揮のみならず、選手の獲得などの人事も執り行う強化担当としても手腕を発揮することになり、全権監督として期待されている。
ミランの半年間で指導者としてのキャリアに傷をつけてしまったセードルフだが、ブラジルで再び監督人生を歩み出すことになった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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