バルサ“補強禁止処分”の可能性浮上でマンUが漁夫の利? 来夏グリーズマン獲得に動くか

かねてからの補強ターゲットに再接近? 国外売却を狙うアトレチコ側と思惑一致か

 アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、スペインの強豪バルセロナへの移籍が取り沙汰されていたが、移籍ルールに抵触する可能性があり頓挫。マンチェスター・ユナイテッドが漁夫の利を得る可能性が浮上している。英紙「メトロ」が報じている。

 グリーズマンはバルセロナへの移籍で相思相愛という情勢が報じられていたが、バルセロナが契約期間内に親族に対して移籍に関する話を持ちかけたという疑惑が浮上。一転してFIFAから補強禁止処分が下される可能性が浮上している。

 そのため、グリーズマンの移籍話も頓挫する可能性が高いが、それを好機と見ているのがユナイテッドだという。今季限りでのアトレチコ退団が噂されるストライカーは、かねてから補強を狙っていたターゲットの一人であり、同国内の移籍を渋るアトレチコにとっても売却先として理想的な状況にあるという。

 すでにユナイテッドは来夏の移籍市場での獲得に向けて準備を始めているとされ、6月のロシア・ワールドカップをフランス代表として戦った後に、プレミアリーグ上陸を果たす可能性が高まったとされた。

 バルセロナの“失策”による間隙を突いた形になるが、ユナイテッドはフランス代表エースの獲得で漁夫の利を得ることになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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