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注目のエル・クラシコ、レアルを撃破したバルサ伏兵の“一撃”特集「想定外のヒーロー4人」
バルサが過去のクラシコ動画を公開、“白い巨人”撃破に貢献した想定外の選手を紹介
世界中の注目を集めるスペインサッカー伝統の一戦、レアル・マドリード対バルセロナの「エル・クラシコ」が23日に行われる。これまで数多のスーパースターがその技巧と誇りを競ってきたが、思わぬ伏兵の一撃で勝敗が決したことも多い。バルセロナのYouTube公式チャンネルでは「レアル・マドリード戦で生まれた4人の“想定外のヒーロー”」として、その選手たちを紹介している。
最初に登場したのは、1993-94シーズンに所属したMFイバン・イグレシアスだ。ヨハン・クライフが率いた“ドリームチーム”にあっては目立たない存在だったが、バルセロナが5-0とレアルを粉砕した一戦ではロマーリオのスルーパスに抜け出し、相手GKの股を抜く冷静なシュートでゴールネットを揺らした。
2人目に紹介されたのはDFミケル・アンヘル・ナダル。テニス界のレジェンド、ラファエル・ナダルの親族として知られるアンヘルは1994-95シーズンの終盤戦で行われたクラシコで、左CKからのクロスにヘディングで合わせてゴールをゲット。打ち合いになることが多いこのカードで生まれた唯一のゴールで、バルサを勝利に導いた。
続いてFWジェフレン・スアレスがクローズアップされた。ここ近年のバルサファンなら聞き覚えある名前かもしれないが、彼が輝いたのは2010-11シーズン、5-0の“マニータ”(手のひら。転じて5得点を意味する)を達成した試合でのこと。売り出し中だったFWボージャン・クルキッチの右からのクロスに対してMFアンドレス・イニエスタが届かなかったものの、ファーサイドから走り込んだジェフレンが巧みなダイレクトループでゴールネットを揺さぶった。