激戦の「17年欧州トップスコアラー争い」 5人のFWに英紙注目、抜け出したのは…
2017年全公式戦の得点数を集計、世界的ストライカーが鎬を削る
2017年も残すはあとわずかとなり、欧州5大リーグも今季の折り返し地点を迎えている。そんななか英紙「ガーディアン」は、17年のトップスコアラー争いがデッドヒートとなっていることを紹介。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシやレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら5人の選手を取り上げて、誰がトップの座を勝ち取るのかと報じている。
17年に行われた全公式戦での総得点数をもとに、同紙が12月20日の試合前時点で作成したランキングでは、1位タイに通算53ゴールで4人が並んでいた。
まず1人目がバルセロナのメッシ。今シーズンのリーガ・エスパニョーラで14ゴールを奪い、得点王へひた走るアルゼンチンの至宝は、現在63試合で53ゴールをマークしている。さらにアシスト数は17を数え、トップスコアラーを争っている5人の中でも最もゴールに絡んでいるプレーヤーである。また10日のリーガ第15節ビジャレアル戦(2-0)でゴールを挙げたメッシは、元西ドイツ代表FWゲルト・ミュラーが持つ欧州主要リーグ最多得点記録である525ゴール目に並んでおり、その記録の更新にも期待がかかっている。
2人目はレアル・マドリードの絶対的エース、クリスティアーノ・ロナウド。59試合をプレーした“白い巨人”のエースは、メッシと同じく53のゴールを挙げてアシスト数は13回。メッシとは違い、今年はFIFAクラブワールドカップ(W杯)制覇など5つのトロフィーを獲得している。さらに先日には5度目のバロンドールを受賞。今季の残すカードは23日の“エル・クラシコ”のみということで、メッシとロナウドの両雄にゴールが生まれるかに注目したいところだ。